当会から申込みしておりました 「(仮称)松山第一発電所」の設備認定通知書が届きました。(正式名称=「10kW以上の太陽光発電設備に係る設備認定通知書」)
昨年1月10日から 50kw未満の太陽光発電でも電子申請が可能となっています。一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が申請を代行されていますが、早くて丁寧な対応で 業界関係者としては、本当助かっています。
しかし、モジュールが有名メーカーでない場合、入力支援システムに登録されていないため、差し戻しメールが来ます。再度JPEAに「太陽光パネルの種類及び変換効率確認書類」「メンテナンス体制確認書類」(JIS同等性能保証など) を再送する必要があります。
すべての認定書が下りましたら、電気事業者(今回は現場が愛媛県のため四国電力)へ電力受給契約の申請・協議を実施し、電力会社の工事費(顧客負担金・・・これが結構な金額になります。業者見積りには含まれませんので ご注意願います)を確認の上、契約をします。その後、工事着工といった流れです。
顧客負担金は送電線の引き込み(電柱・電線)など、発電所と送電線の距離が長ければ高額になる恐れがあります。また、目の前に送電線があったとしても、トランス(電柱の上にあるバケツのような形のもの)の容量が小さければ、発電所の規模に応じたトランスに交換する必要があります。数十万円もする場合がありますので、業者見積り+αの予算をご計画下さい。
他にも保険や 野立ての場合でしたらフェンス、遠方に設置する場合でしたら遠隔監視(エコメガネ)や防犯カメラの予算なども組み込む必要がありますネ。
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