土地とセットで太陽光発電を販売する分譲型太陽光発電についての注意点をまとめています。
太陽光発電設備と土地をセットで販売する分譲商品のことを言います。『分譲型ソーラー』『土地付き太陽光発電』などとも呼ばれています。
大きな一つの土地に太陽光発電設備を作り、それを区分けして土地付きで販売するため、建設コスト、メンテナンスコストが安く済み、土地を持っていなくても太陽光発電事業を始められることから、メリットも多く、投資案件としても注目度が高いです。利回りが10%程度で安定していることも人気の理由のようです。
商品として『売れる』ことが分かっているので、異業種からの参入が相次いでいます。ただ、太陽光発電は専門の業者に設置してもらうのが一番安全な方法です。
『設置に適した土地なのか?』
『売電額のシミュレーション』
『電力会社との協議』
など、様々なノウハウが必要です。
新規参入=危険というわけではありませんが、安心して利用できる業者を見極めることが重要です。
設置事例が多く、対応の良い業者を選ぶとよいでしょう。太陽光発電の見積もりを依頼したのはいいものの、『見積書を出して放ったらかし』『細かい説明が何もない』といった不満の声を聞くことも少なくありません。分譲太陽光発電ともなれば金額的にも大きな買い物ですから、多数の実績があることはもちろん、いかに信頼できる業者なのかが大切なポイントです。
サイトの見た目や口コミだけで判断することはなかなか難しい面もありますが、メールの内容や話した印象など、少しでもおかしいなと感じる部分がある場合は避けてもよいかもしれません。
また、問題は起きないに越したことはありませんが、発電しなくなったり、故障したりなど、万が一のトラブルにも対応してくれるかどうかは契約の前にきちんと確認しておきましょう。